ウイルスが増殖する仕組み

増殖ヘルペスウイルスが増殖する仕組みヘルペスウイルスは、人間の体内で自分のコピーを作って増殖します。
一度感染すると、神経節に潜み続け、抵抗力がなくなったときに再び暴れだします。
抗ヘルペスウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑えるお薬。
適切な処置をするのが早ければ早いほど、症状はそれだけ軽くすみますし、回復も早くなります。

ウイルスについてウイルスというのは1ミリの1万分の1くらいの大きさ(150nm)で核酸(DNAまたはRNA)とタンパク質などでできています。
このもっとも小さな生き物たちは、自分では子孫をつくることさえできません。
そこで、他の生き物の細胞の中に入り込んで、その細胞の材料を拝借しながら自分の子孫(コピー)を作り出します。
これが感染です。
誕生した多くのコピーウイルスたちは、やがて細胞を出て、次々と新しい細胞に感染していくのです。

抗ヘルペスウイルス薬はウイルスの増殖を抑えます抗ヘルペスウイルス薬は、ウイルスが入りこんだ細胞だけに作用します。
感染細胞の中でウイルスが増殖するのを抑え、健康なウイルスが広がるのを阻止します。

内服薬「バルトレックス錠」の服用での治療メカニズムバルトレックスは、口唇ヘルペスを始めとするヘルペスウイルス感染に対する治療に用いられる内服薬です。
有効成分「塩酸バラシクロビル」がヘルペスウイルスの増殖を妨害します。
塩酸バラシクロビルは、体内に吸収されると抗ウイルス剤「アシクロビル」に変わり、ウイルス感染した細胞内に取り込まれて、ウイルスが増殖するために必要なDNAの複製を妨害する働きがあります。
DNAの複製を妨害されたウイルスは、数を増やすことができなくなり次第に死滅していく事で、症状が改善していくメカニズムです。